赤字国債と建設国債の違いとは

赤字国債と建設国債の違い

赤字国債と建設国債の違い
                    

- 概要 -

赤字国債とは国が税収などを基に予算を立てる際に赤字になった場合に発券するものだが、建設国債とは新たに物を建てる時などに発券するものという違いがある。

- 詳しい解説 -

赤字国債も建設国債も国が「お金が足りないからみんなお金を貸して!」という想いで作られたものであるが、どういう理由でお金がないのかに違いがある。

赤字国債とは、そもそも国が赤字に陥った時に発券されるもの。赤字になる理由としては、国が不景気になり国民から税収などを集めても、国を運営していくうえでお金が足らなくなる状態である。赤字がひどくなり、赤字国債だけでは賄えなくなると、いよいよ国の運営が破たんし、他の国に吸収されるか、どこかの国からの援助をうけるかしないと国民自身が生きていけなくなる。

それに対して建設国債とは、新しく物を建てる際に国債を発券してみんなからお金を集うことを指す。新たに物を建てる理由としては、災害にあった地域の建物復興や、道路の補強、オリンピックなどの開催地に選ばれた時などが上げられる。