アスベストとグラスウールの違いとは

アスベストとグラスウールの違い

アスベストとグラスウールの違い
                    

- 概要 -

アスベストは天然の鉱物繊維であり発がん性があるが、グラスウールとはガラスでできた人工繊維であり発がん性はないという違いがある。

- 詳しい解説 -

アスベストもグラスウールも衣服などに使われている繊維のことを指すが、何からできている繊維なのかに違いがある。

アスベストは天然の鉱物繊維である。現在は、発がん性があることがわかっているため使われなくなったが、一時期は安く作れるということでふんだんに衣服などに用いられていた。結晶質で繊維が細かいため、着心地としては柔らかく着やすいものではあった。

それに対してグラスウールとは、ガラスでできた人工繊維である。建材製品で繊維が太いため、実際に衣服として着用するとごわごわとする。価格は安いが、着心地は悪い。だが、アスベストとは違い発がん性はないため、安い衣料品などに使われるようになった。