- 概要 -
アルミニウムは耐食性に強い物質だが強度が弱く高温に弱いという性質を持つ。それに対してスチールは耐食性には弱いが強度があり高温にも強いという性質を持つという違いがある。
- 詳しい解説 -
アルミニウムもスチールも鉄製のものであるが、性質に大きな違いがある。
アルミニウムは耐食性に強い。そのためそのまま放置していても錆びることはなく保存しておくには適しているといえる。ただ強度が弱いため、ちちょっとした振動によって原型が壊れてしまう可能性もある。さらには熱をそのまま通してしまうので、中に高温のものを入れてしまうと、アルミニウム自体も熱くなってしまい手で持つことができなくなってしまう。
それに対してスチールはアルミニウムと正反対の性質を持っている。耐食性に弱いため、メッキを施していないとすぐに錆びついてしまうという難点がある。だが強度に強いため、多少の振動では原型を崩すことはない。また熱を伝える性質もないため、中に高温のものを入れていたとしても、外にその熱さは伝わらず手に取ることもできるという違いがある。