- 概要 -
育成とは自分が手本を見せて相手にやる気を出してもらうことであり、指導とは自分が相手に対して教えてあげることを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
育成も指導も新人教育の中に含まれていることもあるが、実際にはどういう手段を取るのかに違いがある。
育成とは自分が手本を見せて、相手にやる気を出してもらうことである。こちら側が教えるというスタンスはとらず、見て覚えるようにという形。どちらかというと温かく見守りながら、自主性を重んじる状態ともいえる。
それに対して指導とは、自分が相手に対して一から教えていくことを指す。ただし教える側が通り一辺倒な話し方をしていると、指導される側は指導者より上の知識をつけることができない。指導する場合は、指導者の質によって、指導される側の今後が変わる。