ウールとムートンの違いとは

ウールとムートンの違い

ウールとムートンの違い
                    

- 概要 -

ウールとは羊の毛のことを表しており、ムートンとは羊の毛皮のことを表すという違いがある。ただし毛皮には毛がついているのでムートンにはウールが必然的についているということになる。

- 詳しい解説 -

ウールもムートンもどちらも羊からできているものだが、羊のどの部分を指しているのかに違いがある。

ウールは羊の毛のことを指している。ウールは布団などのように直接の毛として使われていることもあるが、布の繊維の中に羊の毛を混ぜて保湿性を高めて使われていることもある。

それに対してムートンは、羊の毛皮の部分を指す。ただ毛皮にはびっしりと毛がついている状態のものを使うので、ムートンには必然的にウールが一緒になっている。ムートンは他の動物の毛と比べても、保湿性、吸湿性、放湿性、弾力性などに富んだ自然繊維である。