薄口しょうゆと濃い口しょうゆの違いとは

薄口しょうゆと濃い口しょうゆの違い

薄口しょうゆと濃い口しょうゆの違い
                    

- 概要 -

薄口しょうゆとは醤油の生産量の中の13パーセントしかなく色が薄いしょうゆだが、濃い口しょうゆとは醤油の中で最も生産量の多いもので、色が濃いしょうゆという違いがある。

- 詳しい解説 -

薄口しょうゆも濃い口しょうゆも醤油であることには違いないが、味も色も作り方も違う。

薄口しょうゆは醤油の生産量の中でも13パーセントしかない少数派である。主に関西圏で使われることが多い。薄口しょうゆは、高濃度の食塩を入れることで発酵や熟成を抑えて醸造期間を短くしているため、塩分の割合は約18パーセントと高い。

それに対して濃い口しょうゆは醤油の生産量の8割を抑えるほどの一般的な醤油。色味は薄口しょうゆよりも濃い色をしているが、塩分は約16パーセントと若干少ない。製造方法としては、大豆もしくは脱脂加工大豆を蒸したものに、同じ分量ぐらいの炒って砕かれた小麦を混ぜて作る。さらに麹と塩水を加えて作り、絞り出されたものが濃い口しょうゆになる。