- 概要 -
運命とは生れ落ちてからどう生きていくのかを示すものであり、宿命とは生れ落ちるまでに決められたものを示すという違いがある。
- 詳しい解説 -
運命も宿命もその人の人生を示すが、それが生まれてくる前に決められたことなのか、生まれてから決めることができるのかという違いがある。
運命とは、生れ落ちてからどう生きていくのかを示すものである。そのため運命は本人次第でどうとでも変えられるものであり、決してどうにもならないものではない。例えば、誰と出会い、誰と過ごすのかは、その人本人がどこに向かい、どういう決断をしたのかによって決められたことということである。
それに対して宿命とは、生れ落ちる前から決められていることを指す。そのため、本人の努力では変えることができないものである。例えば、女性に生まれたのであれば手術をしない限りは女性として生きなければいけないであってり、血を分けた両親を生まれてからでは変えることができないなどである。