- 概要 -
エイは底生型のため地べたを這うようにして過ごしているが、マンタは回遊魚のため海中を泳いでいるという違いがある。
- 詳しい解説 -
エイもマンタも平たい魚ではあるが、どういう居場所を好むかに違いがある。
エイは底生型のため地べたを這うようにして生活をしているのほとんどである。また尾ひれを持っているため、地べたを張っているときは側ひれで泳ぎ、長距離を一気に駆け抜ける時は尾ひれで泳ぐというふうに分けているのが特徴。さらに顎がしっかりとしているため、魚だけではなく貝も甲羅ごとバリバリと食べてしまう。
それに対してマンタは回遊魚のため、海中を浮遊して過ごしている。マンタとは違い堅いものが食べられず、歯もないため、オキアミや小魚を吸い込んで満腹感を得ている魚。さらに泳ぎながら海水をエラから通すという生態のため、泳ぐのをやめると死んでしまう。