- 概要 -
炎症とは腫れたり疼いたり赤くなっていたり熱を持っていたりするなどの症状のことをさすが、化膿は症状ではなく病名であるという違いがある。
- 詳しい解説 -
炎症も化膿も怪我をした時などに使われる言葉だが、元々比べる言葉ではない。
炎症とは、腫れていたり、疼いたり、赤くなっていたり、局部だけが熱を持っていたりすることを指す。つまり炎症は症状であり、病名ではない。
それに対して化膿とは、病名である。つまり、傷を負った場所に黴菌が入り炎症を起こした状態をさす病名。化膿を放っておくと、その部分が膿んできたりと腐っていくのですぐに治療をする必要がある。だが、炎症を起こしていてもその理由によっては可能という病気ではないため、自然治癒で何とかなる場合もある。