塩分控えめと塩味控えめの違いとは

塩分控えめと塩味控えめの違い

塩分控えめと塩味控えめの違い
                    

- 概要 -

塩分控えめは他の比較商品と比べて塩分量が少ないものを指すが、塩味控えめは塩分量ではなく味のことを言っているので比較商品と比べても塩分量が少ないかどうかは別問題という違いがある。

- 詳しい解説 -

塩分控えめも塩味控えめも同じことを言っていると思っている人が多いが、本当に塩分が少ないのかそうではないかの違いがある。

塩分控えめは、きちんとした基準の元ではないと表示してはいけない文言である。そのため、対象商品と比べて100gあたり0.3g以下減っている場合という規定があるので、本当に塩分量が少ないものである。ただし対象商品が何になっているのかには気を付けたほうが良い。

それに対して塩味控えめとは、塩分のことを指しているわけではなく、味のことを指しているため、実際に塩分が少ないかどうかは別次元の表示である。また、塩味控えめに対しての規定がないため、製造者の味覚で塩味が少ない気がするというだけで、塩味控えめという表現を使っても特に問題はない。