王様と天皇の違いとは

王様と天皇の違い

王様と天皇の違い
                    

- 概要 -

王様とはその国の最高権力者であり独裁権を持っているものがいるが、天皇は象徴的な存在である独裁権を持っていないという違いがある。

- 詳しい解説 -

王様も天皇もその国を代表する人物を示すが、権力を持っているのか持っていないのかの違いがある。

王様とは、その国の最高権力者であり独裁権を持っているものを指す。ただし国によっては、独裁権を持っておらず、象徴的な役割の実を担っていることもある。また、大昔は大さまは血族のみが受け継がれてきたが、現在は王族だけが王になれるのはなく、指名制や選挙によって決まる国もある。

それに対して天皇とは、日本にしか存在しないものである。他の国で近い存在といえば「皇帝」になる。現在の日本での天皇は、象徴的な存在であり、独裁権を持っていない。だが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康時代までは、天皇には独裁権があり、日本を支配する存在だった。また天皇家は血族制であり、代々血のつながりのあるものが跡を継いできている。指名制や選挙などによって天皇が決まるということはあり得ない。