カルビとバラの違いとは

カルビとバラの違い

カルビとバラの違い
                    

- 概要 -

カルビとはアバラのあたりの脂肪分の多い部分のことを指すが、バラとは「かたばら」と「ともばら」の二種類が存在するという違いがある。

- 詳しい解説 -

カルビもバラも牛肉の一部であるが、どこの部分を示しているのかに違いがある。

カルビとはアバラのあたりの脂肪分の多い部分のことを指す。脂肪分が多いため甘味や旨みが強く、一般的に焼き肉などでは人気の高い部位である。

それに対してバラとは、「かたばら」と「ともばら」の二種類がある。かたばらとは牛の肩の近くの肉のことを指す。この部分は関西では「うでばら」や「前ばら」と呼ばれている。ともばらはといえば後ろ足に近い部分の肉であり、この部分を「カルビ」と呼ぶこともある。だがバラで言えば「ともばら」には外バラと中バラに分けることができる。

つまりカルビとバラは、一部では同じ部位を指すが、バラにはカルビではない部分の部位も含まれているため、イコールとはならないのである。