感染と伝染の違いとは

感染と伝染の違い

感染と伝染の違い
                    

- 概要 -

感染とはウイルスが体内に入りどんどん増殖することを指すが、伝染はウイルスが体内に入ったものが他の人にもうつるもののことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

感染も伝染も病原菌が潜伏して病気を引き起こすことを指すが、人にうつるか映らないかの違いがある。

感染はウイルスが体内に入り、それが体内で増殖していくことを指す。だが、自分の体内で増殖することはあっても、近くにいる人にそのウイルスがうつることはない。例えば、下痢や発熱などが感染症と呼ばれる病気である。

それに対して伝染とは、ウイルスが人の身体に入り活力をつけた後、他の人にもうつっていくウイルスのことを指す。そのため、近くで看病している人などが同じ病気にかかってしまうことがある。例えば、インフルエンザや天然痘などが伝染病と呼ばれる。