完治と全治の違いとは

完治と全治の違い

完治と全治の違い
                    

- 概要 -

完治とは怪我をしてから完全に元の状態に戻った時に使われる言葉であり、全治とは怪我をしてからどれくらいで元の状態に戻れるのかを医者が患者に期間を伝える時に使う言葉という違いがある。

- 詳しい解説 -

完治も全治も怪我をして治る時までに使われる言葉だが、それが期間を表しているのか状態を表しているのかに違いがある。

完治は状態を表している言葉である。怪我をしてから完全に元の状態に戻った時などに使う。基本的には病院通いをしなくなったとしても、個人でリハビリをしているうちは完治とは言わない。故人でのリハビリもしなくなった時点で完治という状態になる。

それに対して全治とは、怪我が治るまでの期間を指すときに使う言葉。これは医者が患者の状態を見て、完治するまでには「一か月かかる」「一年かかる」ということを診断するときに、「全治一か月のけが」「全治一年のけが」などと伝えるためのもの。また「全治一か月」には病院でのリハビリ期間も含まれている。