観音と菩薩の違いとは

観音と菩薩の違い

観音と菩薩の違い
                    

- 概要 -

観音とは観音菩薩を略して言っているだけで菩薩の仲間だが、菩薩とは如来になるための修行中の仏であり観音菩薩や千手観音菩薩、文殊菩薩などがいるという違いがある。

- 詳しい解説 -

観音も菩薩も仏教の世界で出てくる神様のことだが、名前によってその姿が違う。

観音とは観音菩薩を略して言っているだけである。そのため、観音も何人か存在する菩薩の中の一人という扱い。

それに対して菩薩とは、如来になるための修行中の仏のことを指す。菩薩には何人か種類があり、その中に観音菩薩も含まれるが、千手観音菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩などの菩薩も存在するためイコールにはならい。また、基本的には女性的な表情をされているのが観音や菩薩だが、実際には性別はなく、性別を超えた存在として姿を成している。