- 概要 -
漢方薬は複数の生薬を組み合わせて作っているため慢性的な症状には効く薬であり、西洋薬は単一の有効成分でできているため、感染症などの際には菌を殺す薬を作ることができるという違いがある。
- 詳しい解説 -
漢方薬も西洋薬も薬を指しているが、それぞれの薬に対しての考え方が違うため、処方される薬に違いがある。
漢方薬は複数の生薬を組み合わせて作っている薬である。その人の体質や症状に合わせて処方するため、人によっては同じ症状を訴えていたとしても処方される薬に違いが出たりする。じわじわと効く薬が多いため、慢性的な症状などには相性の良い薬。
それに対して西洋薬は有効成分が単一でできている薬である。効き目は強く、短期間で病状を回復させてくれる。熱を下げたり、感染症の菌を殺したりなどは、西洋薬の方が向いているといえる。