- 概要 -
議院とは国会議員のことを指し、衆議院、参議院の両方を含むが、代議士は衆議院のことしか指さないという違いがある。
- 詳しい解説 -
議院も代議士も現在ではそれほど大きな違いを持たなくなったが、意味合いとして参議院を含むか含まないかの違いがある。
議院とは国会議員のことを指す。つまり衆議院、参議院両方の議員を含んでいる。
それに対して代議士とは、衆議院のみの事を指す。現在は、衆議院も参議院も国民の投票によって決めるようになったが、この言葉ができた当時は、参議院のことを「貴族院」と言っており、一般人の投票によって決められるものではなかった。だが、当時から衆議院は一般人の投票によって決めるものだったため、国民全体の代表ということで「代議士」という言葉が生まれたという背景がある。