気管支炎と肺炎の違いとは

気管支炎と肺炎の違い

気管支炎と肺炎の違い
                    

- 概要 -

気管支炎とは風邪をこじらせた場合になる症状のことを指し、肺炎は気管支炎からさらに悪化せてウイルスが肺に感染してしまっている状態という違いがある。

- 詳しい解説 -

気管支炎も肺炎も初期症状は風邪だが、その後菌がどこに感染していくかで病名が変わっていく。

気管支炎は風邪が悪化した場合に、菌がのどの部分に付着したり咳を繰り返しているうちに気管支を痛めてしまった場合になる。漢字の意味の通り、気管支が炎症を起こしている状態。そのため気管支が普段よりも免疫状態が悪くなっているため、たとえ菌が付着していなかったとしても、付着する恐れが高まる。処方される薬の中には、抗菌剤も一緒に処方されることがある。

それに対して肺炎は、風邪、気管支炎をさらにこじらせた場合になりやすい病気。肺に菌が付着し、炎症を起こしている状態。普通の風邪であれば、3日ほどで熱は下がってくるが、肺炎になっていると4日目も高熱が続く場合がある。また肺炎はレントゲンを取ればすぐにわかる病気なので、長期間調子が悪い時などは市販の薬で済まさずに病院に行ったほうが良い。