- 概要 -
企業とは継続的に利益を生み出し続けることのできる団体のことを指すが、法人とは公益目的のために作られた会社のことを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
企業も法人も経済効果を生むためのかなめになっている部分ではあるが、どの範囲のものを指すのかに違いがある。
企業とは継続的に利益を生み出す計画を立てている団体や個人のことを指す。つまり商売を行っている人たちすべてが企業と呼ぶことができる。ただしこの「利益」はお金を稼ぐことだけに集約したものではなく、社会貢献や何かの布教をする団体であっても、社会的に利益を生み出すものであれば企業の範囲内になる。
それに対して法人とは、企業の中の一分野を指す。法人は公益目的のために作られた団体・・・つまり会社のことを指す。ただし法人の中には学校法人なども含まれるため必ずしも法人イコール株式会社というわけではない。