企業年金と公的年金の違いとは

企業年金と公的年金の違い

企業年金と公的年金の違い
                    

- 概要 -

企業年金とは企業が任意で社員のために入る年金のことであり、公的年金とは国が指定している年金のことという違いがある。

- 詳しい解説 -

企業年金も公的年金も年金ではあるが、それがいつどのタイミングで支払われるかに違いがある。

企業年金とは企業が任意で社員のために入る年金である。これは積み立て年金のため、同じ企業に長くいればいるほどもらえる金額は増えていく。企業年金の利率はその企業によって違っている。また企業年金がもらえるのは、年齢ではなくその人がその会社を辞めた時である。そのため企業に属している期間が1年など短い場合には金額が少ないだけではなく、かけていたお金すら戻ってこない可能性もある。

それに対して公的年金とは、国が指定している年金のことである。これは日本にいるものであれば強制的に入らされる年金。ただし、株式会社に勤めている人と個人事業をしている人では入っている年金が違うため、もらえる額に違いがある。ただし、もらう時期はみな一律で、現在の法律であれば60才からわずかな金額がもらえるようになり、正式な金額は65才からもらえるようになる。