きつねとたぬきの違いとは

きつねとたぬきの違い

きつねとたぬきの違い
                    

- 概要 -

きつねとは美人に化けて人を誘惑するのが好きな性質を持つが、タヌキは人間に化けて人間を驚かすのが好きという性質を持つという違いがある。

- 詳しい解説 -

きつねもたぬきもお話上では化けるのが好きな動物だが、何のために化けるのかの理由に違いがある。

きつねは美人に化けて人を誘惑するのが好きという性質を持つ。頭がよいため、若干人間を見下しているところがあり、男女問わずに誘惑してしまう。ただし化けているのがばれてしまった場合は、後世に後を引くことがあり呪いを置いて死んでしまうという言い伝えが多く残っている。

それに対してたぬきは、きつねのように美人に化けるのではなく、人を脅かすのが好きだからこそ化けるため、必ずしも化ける対象が美人ではない。またタヌキの根底にあるのは、「楽しければそれでいいじゃない」ということがあるため、人を化かすときには物に化ける時もある。また化けっているのがばれてしまった場合、きつねのように恨んだりするという言い伝えは残っていない。