- 概要 -
寄付とは誰かにお金を渡すことであるが、寄附は寄付の中でも法令や公用文で使われるときに使う言葉という違いがある。
- 詳しい解説 -
寄付も寄附も誰かにお金を必要としているものにお金を渡す行為のことを指すが、それが公的なものなのかどうかで使う漢字に違いがある。
寄付は常用漢字であり、一般的に使われる言葉である。企業に寄付をしたり、施設に寄付をしたり、赤い羽根募金に寄付したりする時などに事の言葉を使う。
それに対して寄附とは、法令や公用文に使われるときに使用する言葉。だがそれも決まっているわけではなく、法令などに使われる場合もあるというぐらいの頻度である。
寄付も寄附もどちらの言葉も使ってはいけない言葉ではないが、どちらの言葉を使っていいのかに迷った際に「寄付」を使っておくと間違いはない。