- 概要 -
玉露とは日光を遮断して作られた茶葉を使って作られているが、抹茶は玉露を粉状にしたものであり急須に入れるだけでは飲むことができないという違いがある。
- 詳しい解説 -
玉露も抹茶も日光を遮断して作られている、手の込んだお茶のことを指すが、急須に入れるだけで飲むことができるかできないかの違いがある。
玉露とは日光を遮断して作られた茶葉である。前茶など一般的なお茶は日光を当てて育てているため、苦味が生まれるのだが、玉露は日光を遮って作っているため苦み成分を押さえることができ、さらにうまみ成分を育成することができる。だが、日光を当てないようにするという手間がかかっているため、価格が高くなる。また玉露は茶葉の状態で販売されているので、急須に入れるだけで飲むことができる。
それに対して抹茶とは、玉露を粉末状にしたもののことを指す。ただし、粉末にしているため、急須に入れるだけでは飲むことができず、抹茶を立てないと飲むことができない。