- 概要 -
銀鮭は養殖のものと天然のものが半々ぐらいで存在するが、紅鮭はほぼ天然もの(養殖には向いていない魚のため)という違いがある。
- 詳しい解説 -
銀鮭も紅鮭も魚ではあるが、育つ場所や身の閉まり方、脂ののり方などに違いがある。
銀鮭は養殖のものと天然のものが半々で存在するが、スーパーで売られている銀鮭はほとんどが養殖である。というのも天然の銀鮭は赤色にならないため、スーパーではそういった鮭はあまり見かけないため養殖だと推測される。チリや三陸地方などに養殖所があり、銀鮭はそこから運ばれてくる。また銀鮭は脂の乗りがよく柔らかいというのが特徴。
それに対して紅鮭は、ほぼすべてが天然ものである。というのも、紅鮭は養殖に向いていないためである。紅鮭は北米産とロシア産の二種類が大半。また銀鮭のように脂は多くないが、身が引き締まっており焼き魚に向いている魚である。