- 概要 -
月経は排卵後に起こる女性特有の身体の変化だが、不正出血はホルモンバランスや体調を崩しているときに起こるものという違いがある。
- 詳しい解説 -
月経も不正出血も女性の身体であれば起こり得ることだが、それが身体の仕組みなのか病気なのかに違いがある。
月経は排卵後に起こる女性特有の身体の変化。基本的には20〜30日周期ぐらいに起こるものであり、病気などではない。月経の時には出血が起こるが、だいたい2〜3日目あたりに出欠の量が増える傾向にある。また、人によるのだが、月経の際に、腰やお腹が痛くなったり貧血を引き起こしてしまう人もいる。
それに対して不正出血とは、ホルモンバランスや体調不良によっておこる現象。月経と同じ出血を伴うが、不正出血は病気が原因になっていることもある。子宮がんのサインの可能性もあるので、すぐに病院に行った方がよい。また不正出血は排卵とは関係のない時期にきたり、出血が始まってから4〜5日目の出血が急に増えたりすることもある。