公示価格と路線価の違いとは

公示価格と路線価の違い

公示価格と路線価の違い
                    

- 概要 -

公示価格とは国土交通省が出す実勢価格であり土地に値段をつけることを指すが、路線価とはその土地の周りの道路によってつけられる価格という違いがある。

- 詳しい解説 -

公示価格も路線価も国がその土地に対して値段を出すことを指しているが、何に基づいて価格を出しているのかに違いがある。

公示価格とは国土交通省が出す実勢価格であり、土地に値段をつけることを指す。これはホームページに掲載されているため、調べるとすぐに金額を知ることができる。

それに対して路線価とは、土地の周りの道路によってつけられる価格のことを指す。また路線価は相続税路線価と固定資産税路線価から割り出されるものであり、前者の公示価格の約8割と後者の公示価格の約7割に設定されている。路線価は公示価格を基にして算出されるため、数字としては同じになることがある。