黒煙と白煙の違いとは

黒煙と白煙の違い

黒煙と白煙の違い
                    

- 概要 -

黒煙は煙の中に固形物が混ざっていたり燃焼が不完全な時に起こるものだが、白煙は蒸気であるためそこにあるのは水のみであるという違いがある。

- 詳しい解説 -

黒煙も白煙も煙には違いないが、煙の中に何が混ざっているのかで色が変わる。

黒煙は煙の中に固形物が混ざっているときに現れる。または燃焼が不完全であったり、不燃成分があるために煙が黒くなってしまう現象を引き起こす。そのため黒煙を吸うと体に害になることもあるので、なるべく多くの黒煙は吸わないほうが良い。

それに対して白煙は、黒煙のように固形物は混ざっていない。ただ水が蒸発するときや、水を沸騰させた時に出る湯気のようなものである。黒煙には有害物質が含まれていることもあるが、基本的に白煙には有害物質は含まれていない。ただし、二酸化炭素が多いため密室状態で白煙が上がっていると空気中の酸素がなくなってしまうため、呼吸困難を引き起こす可能性はある。