国際連合と国際連盟の違いとは

国際連合と国際連盟の違い

国際連合と国際連盟の違い
                    

- 概要 -

国際連合とは第二次世界大戦後に作られたものであり軍隊を持っているが、国際連盟とは第二次世界大戦前に作られたものであり軍隊を持っていなかったという違いがある。

- 詳しい解説 -

国際連合も国際連盟も国同士が手を取り合ってグループを作るというものだが、一番大きな違いは軍隊を持っていたか、持っていなかったかである。

国際連合とは第二次世界大戦後に作られた組織。軍隊を所持しており、何かがあれば連合国として軍隊を派遣して脅すこともできるようになった。また、国際連合は連盟の後に作られたので、連合時代に不便だった採決に関して、常任理事国5か国と非常任理事国10か国のうち常任理事国5か国と非常任理事国4か国が賛成すれば採決ができるように変更をした。

それに対して国際連盟とは、第二次世界大戦がはじまる前にアメリカが作った組織。連合とは違い軍隊を所持しておらず、どこかの国に軍隊を派遣して脅しをかけるというようなことはしなかった。また、採決をする際には、すべての参加国が賛成と言わない限りは執行されることもなかった。