苔と藻の違いとは

苔と藻の違い

苔と藻の違い
                    

- 概要 -

苔は陸上に生えている植物であり花や種子は作らないのが特徴だが、藻は沈水性の植物であり陸上には基本的には生えず光合成をしているのが特徴という違いがある。

- 詳しい解説 -

苔も藻も緑色の植物ではあるが、生息している場所に違いがある。

苔は陸上に生えている植物であり、花や種子を作らず繁殖していくのが特徴である。雌性配偶体で作られる卵と雄性配偶体で作られる精子が合体して繁殖するものである。また苔は広義でいえば、シダ植物にも属している。

それに対して藻とは、苔とは違い陸上では生息しておらず、海中で生息している植物。沈水性と呼ばれる植物であり、光合成によって自身を成長させている単細胞生物ともされている。つまり藻は植物というだけではなく、生き物としても分類されているということである。