- 概要 -
国会とは法律を作る場所であり、提案された内容を実際に行っていいかを判断する場所だが、内閣は行政を執行する場所という違いがある。
- 詳しい解説 -
国会も内閣も日本を動かすための期間として重要な役割を持っているところだが、役割の内容に違いがある。
国会とは法律を作る場所である。法律の提案をする人物は、必ずしも国会の人間とは限らないが（内閣の人の方が多い）、その法案を本当に執行していいかどうかを多数決で決める場所。テレビでも国会の会議の内容を放送しているのは、今どんな法案があって、その法案が通るのか通らないのかをリアルタイムで国民に伝えるためである。
それに対して内閣は、行政を執行する場所である。だが、法案を考えても、国会が認めなければその法案を執行する権利はない。