- 概要 -
顧問は専門的な知識を携えた者のことで必ずしもその会社の人間である必要はないが、相談役はその会社を退陣した後で経営の相談に乗る人のことという違いがある。
- 詳しい解説 -
顧問も相談役も会社にとって有益な情報を持っている人のことだが、その会社に属していたか属していなかったかの違いがある。
顧問とは、専門的な知識を携えた者のこと。だがその会社に属していたことがあるかといえば、必ずしもそうではない。顧問は知識を会社に与えることができるが、顧問自身は一社だけではなく、何社に渡って顧問を引き受けていることもある人なので、どこかの会社に属しているとは限らない。
それに対して相談役とは、もともとはその会社に属していたが退陣したのち、経営のお手伝いをする人のことである。そのため、年齢的には定年を過ぎた人がなっている場合がほとんど。