- 概要 -
コルホーズとは協同組合が中心になって農作業を行っていることを指し、ソフホーズとは地主の土地を国が買い取って小作人を労働者として働かせたことを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
コルホーズもソフホーズも旧ソ連が行っていた農業の仕組みだが、どちらも失敗しているが、どういうふうに行っていたのかに違いがある。
コルホーズとは協同組合を中心とした村が、その農作地を管理して農業を行うことを指す。だが、協同組合の大元は国のため、国に管理されているのと同じで、農作業に使われる道具などは国から安く提供されていた。
それに対してソフホーズとは、地主の土地を国が買い取って小作人を労働者として働かせた仕組みを指す。経営を国が行っているため、農作物を安く売っていた。そのせいでその農地で働いていた小作人に支払われる給料はわずかしかなかった。ただし、多く農作物ができても、ほとんどできなかったとしても国は問題にしなかったので、小作人たちはだんだんと働かなくなっていった。