- 概要 -
桜は新字体のことを指し樹木の「サクラ」のことは桜と示すが、櫻は旧字体であり、人名であったり昔からの固有名詞などには櫻が使われているという違いがある。
- 詳しい解説 -
桜も櫻も意味としては同じものであるが、新字体か旧字体かの違いがある。
桜は新字体であり、画数が減っているものである。この字が使われるのはもっぱら樹木の「さくら」を指すときである。また旧字体が使えない場所や略語でもよしとされる場合にはこの桜が使われている。
それに対して櫻は旧字体である。桜のように現在の樹木を表すときにはこの櫻を使うことはない。現在でも旧字体の櫻を使うのは、人名であったり昔から存在している固有名詞の場合に使われている。ただし、桜も櫻もどちらを使っても基本的には間違いではない。