- 概要 -
サクラマスとは全長60センチにもなる巨大な魚だが、ヤマメはサクラマスほどは大きくならないが渓流の女王と呼ばれて生まれた川で一生を過ごすという違いがある。
- 詳しい解説 -
サクラマスもヤマメも全く同じ種類の魚だが、子どもの頃にどういう食事の仕方をしたかによって、その後の名前に違いが出てくる。
サクラマスとは全身が60センチにもなる巨大な魚である。また生まれた場所から移動して、川から海へと泳いでいくたくましい魚。サクラマスは生まれた時は川にいるが、その時に多くの昆虫などを食べて体を大きくしていく。体が大きくなってくると、川だけでは食料が足らなくなるために海へと移動するという特徴がある。
それに対して、ヤマメとはサクラマスと同じ魚でありながら、大きさはそこまで大きくならない。渓流の女王とも呼ばれており、生まれ育った川から一生移動しないのが特徴。生まれたばかりの稚魚の時にサクラマスのようにたくさんの食糧を得られなかったからなのか、体の小さな子供時代を過ごすというのも、もう一つの特徴である。