- 概要 -
始末書とは謝罪の気持ちを込めて相手に伝わるように描くものだが、顛末書は謝罪の気持ちよりも何が原因で何が起こったのかを書くものであるという違いがある。
- 詳しい解説 -
始末書も顛末書もミスや自己を起こしたときに提出する書類だが、その落ち度の度合いが違ったり、謝罪の気持ちを添えて書く必要が歩かないかの違いがある。
始末書は重度のミスを起こしてしまった時に書くもの。自発的に書くものではなく、上司や人に言われて書くもののため、その人や会社に向けて謝罪の気持ちを込めて丁寧に書くことが要求される。また、今後は同じことを繰り返さないという反省文的な役割も持っている。
それに対して顛末書は、始末書を書くほどでもないがミスを犯したときに書くもの。そのためミスの度合いはそれほど高くはない。顛末書には何が原因で、どのようなことが起こったのかということが簡潔に書くことが重要であり、今後ほかの人が同じことを繰り返さないようにするためのものでもある。