市民税と住民税の違いとは

市民税と住民税の違い

市民税と住民税の違い
                    

- 概要 -

市民税とは住んでいる市から命ぜられる税金のことを指し、住民税とは市民税と都道府県税と都道府県固有の別の税がある場合はそれも含めたもののことを指す。

- 詳しい解説 -

市民税も住民税も国に支払う税金のことを指しているが、どこからきている税金の取立てなのかに違いがある。

市民税とは、現在自分が住んでいる「市」から命じられる税金のことを指す。「市」ではなく「区」に住んでいる場合は区民税と言ったり、「町」に住んでいる場合は町民税というふうに名前が変わる。だが住んでいる場所の一番小さな市役所や区役所に収める税ということである。

それに対して住民税とは、日本に住むだけでとられる税金のことを指す。この中には市民税も含まれているがそれだけではない。都道府県税というものや、都道府県固有の特別な税金が課せられている場合もある。例えば、東京都港区に住んでいる場合であれば、区民税(市民税)は港区に支払い、都道府県税は東京都に支払うということになる。