- 概要 -
傷害とは暴行を加えた結果、傷を負わせた場合のことを指し、暴行とは暴行を加えたものの傷を負わせることはなかった場合のことを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
傷害も暴行も裁判で裁かれるような事件だが、その程度の重さに違いがある。
障害とは暴行を加えた結果、相手に傷を負わせた場合のことを指す。この暴行は実際に怪我を負わせることだけではなく、ＰＴＳＤのような心に傷を負わせた場合も適用される。また傷害罪が立証されると、１５年以下の懲役または５０万円以下の処罰が下される。
それに対して暴行とは、暴行を加えた結果、相手に傷を負わせることもなかった時のことを指す。また、暴行罪が立証されても、傷害罪とは違ってその罪の重さは小さく、２年以下の懲役もしくは３０万円以下の罰金又は拘留もしくは科料という処罰が下される。