- 概要 -
心理学とは特定の状況に置かれた際にどういうようなことを考えるのかを勉強することであり、倫理学は物事の善悪を判断することを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
心理学も倫理学も学問の一種ではあるが、何について考えるのかに違いがある。
心理学とは特定の状況に置かれた際に、どういうようなことを考えるのかを勉強することである。例えば異性が傍に来た時に、女性ならこういう行動をとり、男性ならこういう行動をとるということを統計学から図り、分析していくことである。
それに対して倫理学とは、人の考え方を勉強するのではなく、物事の善悪を判断することを考える学問である。例えば、人を殺してもいいかどうかに善悪をつけ、その理由についても考えることである。ただし倫理学の内容は、その時代背景にも影響を受けるため、どの時代に考えられたことかによって内容が違う。