- 概要 -
彗星とは雪や砂粒の塊のようなものであり天体であるが、流れ星は彗星がふりまくチリのような存在という違いがある。
- 詳しい解説 -
彗星も流れ星も星という扱いになっているが、天体か天体ではないかの違いがある。
彗星は雪や砂粒の塊のようなもののことを指す。これはいわゆる天体。一つ当たりの大きさが数却メートルほどあり、太陽に向かって飛んでいる。彗星は太陽に近づけば近づくほど、本体の雪の部分が溶けていき、解けた部分の跡が地球上からも見える場合がある。この現象をほうき星と呼んでいる。また彗星は大きい天体だが、地球からかなり離れた位置にあるために、動いていたとしても止まっているようにしか見えない。
それに対して流れ星とは、彗星が移動しているときに周りにまき散らすチリのようなものであり、天体ではない。地球上からも見えることはあるが、ピカッと光ったかと思うと一瞬で消えてしまうような存在である。