- 概要 -
砂は軽く水に溶かすとすぐに沈下し、水を含んだ砂に圧力をかけるとすぐに分離するという性質を持つが、粘土は重さがあり水に溶かしてもほとんど沈下しないという性質があるという違いがある。
- 詳しい解説 -
砂も粘土も分類としては土だが性質的には全く異なるものである。
砂は軽く、水が含まれていなければサラサラした物質である。また水を含んだ砂に圧力をかけると、すぐに分離してしまう性質があり、これを液状化という。また浸水性がいいため、すぐに水になじみ沈下する。
それに対して粘土は、砂のようにサラサラした物質ではなく粘着度のある物質である。また浸水性が悪いため、水になじむことはなく沈下しない。それは空気を含んだ物質でもあるためである。また摩擦力もあり、ちょっとしたことでは粘土は崩れない面もある。