- 概要 -
寸志とは目上のものが目下のものに感謝の気持ちを込めて渡すものであり、粗品とは企業から一般の人、会社同士などで渡す感謝を表す贈り物という違いがある。
- 詳しい解説 -
寸志も粗品もちょっとしたものを相手に送ることを指すが、どういう関係にあるのかで言葉が変わってくる。
寸志とは、目上のものが目下のものに感謝の気持ちを込めて渡すものである。少額のお金であったり、ちょっとした物だったりもする。目下のものから目上のものに寸志を送ってはならないという決まり事はないが、一般的にはしない。
それに対して粗品とは、企業側から一般の日に向けておまけで渡したり、企業同士の暮れの挨拶の時に渡すもののことを指す。粗品では寸志のようにお金を包んでいることはほぼない。大抵がボールペンやカレンダーなどである。