- 概要 -
静電気とは電流が停滞している状態のことを指すが、電気とは電流が常に動いている状態のことを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
静電気も電気も電流には違いないが、その電流が動いているのか止まっているのかに違いがある。
静電気とは電流が停滞している状態のことを指す。そのため電流がそこでとどまった状態のところに、同じく静電気を伴ったものを近づけると電流同士が反発しあい、止まっていた電流が動いて電流が火花を放つという状態になる。冬によく鉄製のものに触ろうとすると火花が散るのは、静電気を伴っている者同士が近づいたためである。
それに対して電気とは、電流が常に動いている状態のことを指す。例えばコンセントを指すとすぐにテレビの電源がついたり、エアコンの電源がつくのは、常に電流が流れており、そこに電流の流れる道が伸びたためである。