接続水域と領海の違いとは

接続水域と領海の違い

接続水域と領海の違い
                    

- 概要 -

接続水域とは自国以外の船が近づいた時に警告を出すことができる場所のことを指し、領海とは自国の領土のことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

接続水域も領海も海のことを指しているが、その範囲が国内と同じ扱いになるかどうかに違いがある。

接続水域とはその国の一部ではないが、自国以外の船が近づいた時に警告を出すことのできる場所。ただし自国に含まれないため、基本的にはどの国の船が入ってきたとしても法律的には問題はない。また接続水域は領土の低潮線から24海里(約44.4キロメートル)範囲内の場所を指す。

それに対して領海とは、その国の一部であり、その国の法律が通用する場所。そのため、他の国の船が領海に入ってくることは違法であり、領海に入られた国がその船に攻撃を仕掛けたとしても自衛扱いになる。また領海は領土の低潮線から12海里(約22.2キロメートル)範囲内の場所を指す。