総選挙と通常選挙の違いとは

総選挙と通常選挙の違い

総選挙と通常選挙の違い
                    

- 概要 -

総選挙とは衆議院議員の選挙のことを指すが、通常選挙とは参議院議員の選挙のことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

総選挙も通常選挙も議員を代える時に使われる言葉だが、それが参議院なのか衆議院なのかの違いがある。

総選挙とは衆議院議員の選挙を行う際に使われる言葉。また総選挙が行われるのは衆議院議員の任期満了時か議員解散が行われた時のみである。戦前は衆議院は一般の人が立候補して、市民の代表を決めるためのものだったため総選挙という言葉が残っており現在に至る。

それに対して通常選挙とは、参議院議員の選挙を行う際に使われる言葉。また通常選挙は任期満了によって半数改選のため三年に一度行われる。戦前の参議院は貴族院と呼ばれており、一般の市民が選挙で投票する権利がなかったため、選挙いう言葉を使われていなかった。参議院に関して「通常選挙」と呼ばれるようになったのは戦後からである。