- 概要 -
太極拳の基本は気の力のため逆腹式法を使うが、ヨガの基本は息の仕方のため腹式法を使うという違いがある。
- 詳しい解説 -
太極拳もヨガも様々なポーズをとるものだが、息の仕方に違いがある。
太極拳の基本は気である。気を高めて力を発揮しやすくするため、逆腹式法を使用し、息を吐いているときに力を高めて発動するという方法を取る。太極拳はスローな動きをする型がいくつかあり、その型を一つ一つ行うことで木の巡りを良くし、気功を使えるようにするという目的がある。
それに対してヨガの基本は呼吸である。そのため太極拳とは違い腹式法を使用している。ヨガも様々なポーズをとり、そのポーズの種類は太極拳よりも多い。ヨガは力を出すためにポーズをとっているわけではなく、長時間の瞑想ができるようにするためのもののため、初めのうちはポーズを無理にとる必要はない。