台風と熱帯低気圧の違いとは

台風と熱帯低気圧の違い

台風と熱帯低気圧の違い
                    

- 概要 -

台風とは熱帯低気圧の風速が17.2m/sを超えた場合のもののことを指し、熱帯低気圧は風速が17.2m/sを超えていない状態のもののことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

台風も熱帯低気圧も同じ低気圧のことを指すが、風速の度合いによって名前が違う。

台風は熱帯低気圧が成長をして風速が17.2m/sを超えたもののことを指す。

それに対して熱帯低気圧は成長をしたとしても、風速が17.2m/sを越えなければ「熱帯低気圧」のままである。また熱帯低気圧とは、亜熱帯地域や熱帯地域で海からの大量の水蒸気が上昇してできた低気圧のことを指す。熱帯低気圧は暖かい空気だけで作られているので、前線ができることがない。前線ができる場合には、熱帯低気圧が温帯低気圧に変わった場合である。