大仏と地蔵の違いとは

大仏と地蔵の違い

大仏と地蔵の違い
                    

- 概要 -

大仏とは巨大な仏像のことであり、必ずしも仏を形どっているわけではないが、地蔵とは地蔵菩薩のことであり、地獄に落ちた人を救出する役割を担っているという違いがある。

- 詳しい解説 -

大仏も地蔵も仏教の中で出てくるワードだが、何を指しているのかに違いがある。

大仏とは巨大な仏像のことを指す。仏教には偶像崇拝をする傾向にあるため、大きな仏像をしばしば作ることがある。だが、作られるのは必ずしも仏とは限らない。

それに対して地蔵とは、地蔵菩薩のことを指している。地蔵菩薩とは地獄に落ちた人を救出役割を担っている人である。また地蔵菩薩も菩薩の一人のため、将来は仏になることが約束されているが、現在はまだ修行中の身である。地蔵菩薩の他にも菩薩で有名なのは、観音菩薩や文殊菩薩などであり、それぞれ違う役割を担っている。