- 概要 -
単身赴任とは一人でその地の勤務先につくことを指すが、転勤とはＡ支社かＢ支社に移動する際に転勤したという風に使われる言葉という違いがある。
- 詳しい解説 -
単身赴任も転勤も移動することではあるが、行為を指すのか現状を指すのかの違いがある。
単身赴任とは、単独でその地の勤務先につくことを指す。これは現状を表している言葉である。例えば今年Ａ支社からＢ支社に移ってＢ支社に赴任したとして、来年もＢ支社に居続けた場合も、まだＢ支社に赴任しているというふうに言える。また赴任という言葉の前に「単身」という言葉がついているので、赴任した人が家族を持っている場合は、家族を置いて自分一人だけで赴任先に引っ越しをしていることを指している。
それに対して転勤とは、別の勤務地に移動することを指す。これは行為を指している。例えば、今年Ａ支社からＢ支社に移った場合はＢ支社へ転勤したと言えるが、来年もＢ支社に居続けた場合には、今年もＢ支社に転勤してきたとは言えないということである。