- 概要 -
竹炭は吸収性に富んでいるため、消臭に使われたり水質浄化に使われたりするが、備長炭は燃やしても匂いが出ないことから料理を熱する火力として使われるという違いがある。
- 詳しい解説 -
竹炭も備長炭も色が黒い炭のことを指すが、性質が違うため用途にも違いがある。
竹炭は吸収性に富んでいる性質があるため、消臭や水質浄化などに使われることが多い。つまり竹炭はそのままの状態で使われているということ。もし竹炭を燃やしてしまうと、すぐに灰になってしまったり、嫌なにおいが出たりするため向いていないといえる。
それに対して備長炭とは、燃やしやすい性質で長く使うこともできるため、料理の火力として使われることが多い。備長炭を入れることで、火力が強くなり、カラッとしたから揚げやパリッとした表面の料理などには最適である。だが、竹炭のように吸収性に富んでいるわけではないので、消臭や水質浄化にはあまり向いていない。