電車と列車の違いとは

電車と列車の違い

電車と列車の違い
                    

- 概要 -

電車とは外部から電気を取り入れる設備があるもので、走行用に電力を確保できるものだが、列車とは鉄道車両であり、単独でしか運行できないものすべてという違いがある。

- 詳しい解説 -

電車も列車も鉄道車両の一つだが、どの範囲のものを指しているのかに違いがある。

電車とは外部から電気を取り入れる設備があるものを指す。走行用に電力を確保するものがなければ電車とは呼べない。また電気式気動車は電車には含まれない。

それに対して列車とは、鉄道車両であり、単独でしか運行できないものすべてを指す。つまり列車の中に電車は含まれているが、列車は電車のみではないという違いがある。また列車の中には、田舎などにある単線ローカルの一両車両も列車に含まれる。列車は電車のように電気を取り入れる設備がなくても、単独で運航できるのであれば列車と呼ぶことができる。